
『メタルギアソリッドΔ:スネークイーター』のESRBレーティングにより、ピープデモシアター機能の復活が確認されました。このモードの内容や迷彩システムの更新点を解説します。
『メタルギアソリッドΔ:スネークイーター』で復活&進化した要素
ピープデモシアターが帰ってきた

『メタルギアソリッドΔ:スネークイーター』(MGSΔ)はESRBからM(17歳以上対象)レーティングを取得し、挑発的な要素を含むオリジナル版の忠実な再現が示されました。ESRBの概要では、今作のリメイク版にピープデモシアターが再登場すると明記されています。
ピープデモシアターは、かつて『メタルギアソリッド3:スネークイーター』のSUBSISTENCE版やHDコレクション版に収録されていたモードで、女性スパイ・エヴァが下着姿で登場する全てのカットシーンを鑑賞可能。プレイヤーは自由にカメラを操作し、体の任意の部分をズームできます。このモードを解放するには、デモシアターの全カットシーン収集が必要で、ゲームを4回クリアしなければなりません。
Mレーティングは、敵地で戦う精鋭兵士を操作するというゲームの設定(頻繁な暴力描写やグロ表現を含む)に沿ったものです。しかし「不気味モード」とも呼ばれるピープデモシアターの復活は、その露骨で物議を醸す内容から、多くのファンがリメイク版では除外されると予想していたため驚きをもって受け止められています。
迷彩切り替えの効率化
MGSΔでは迷彩切り替えシステムが高速化され、ゲームプレイの流れが改善されました。3月28日にMETAL GEAR OFFICIALがTwitter(X)で公開した動画では、この改良された仕組みが実演されています。「『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』の新機能で、顔用や軍服用などの迷彩を瞬時に切り替えられます」と投稿で説明されました。
映像では、プレイヤーが3秒未満で迷彩を変更できる様子が確認でき、従来版の煩雑な手順から大幅に進化。オリジナルの『メタルギアソリッド3』では、迷彩変更時にゲームを一時停止し、メニューを操作して迷彩セクションから選択する必要があり、特にステルスシーンではゲームのリズムを乱す要因となっていました。
MGSΔの発売が近づく中、ノスタルジックな要素と現代的な快適性向上を融合させたリメイク作品への期待が高まっています。『メタルギアソリッドΔ:スネークイーター』は2025年8月26日にPlayStation 5、Xbox Series X|S、PC向けにリリース予定です。
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